vol61 2016.07
安心・安全の多様な環境整備に向けて-市民と共に進み、改革を実行する!
巨大与党に対峙する野党結集の具体化として、民主党に維新の党などが合流を果たし、民進党を結党。このたび私たちも〈民進改革さいたま市議団〉として新たなスタートをきりました。
高柳は今定例会から文教常任委員会に所属。今回、本会議一般質問にも登壇して人権や子ども政策、公園整備について市の見解をただしました。また、議会から監査委員にも選任されたことで今後とも様々な観点から行政のチェック役を果たしていきます。

▲写真:本会議一般質問
スヌーズレンは、もともと重度知的障害者を対象に感覚刺激素材を用いてリラクゼーション効果をもたらすものとして、1970年代にヨーロッパで始まった理念と活動です。現在では子どもや高齢者など対象・内容も深化や広がりを見せ、全世界で活用されています。

▲写真:スヌーズレンルーム
また、平成29年度に開設する(仮称)子ども総合センターでの設置は、わが会派の提案を受けた清水市長の決断によるものです(『れぽーと』vol.49)。1階相談室で一般用体験プログラム実施、4階専門機関相談室で発達障害グレーゾーンの「気になる子」への対応も想定されています。“子どもが輝く”“子育て楽しい”さいたま市に向けて、子ども未来局と教育委員会など多様な関係部局との積極的な連携が必要です。
与野中央公園は平成2年に面積約8.1ヘクタールの総合公園として事業着手。平成27年度末現在で約95%の用地取得です。鴻沼川東側部分は遊具広場やテニスコートなどとして早くから供用されていますが、西側部分はどんぐりの森(市民協働による緑地空間)、グランドゴルフ用の暫定広場などありますが、全面供用には至っていません。
今回、最大課題であった治水安全対策の調整池設置について、オープン式構造を基本とすることで埼玉県と調整を進めており、今年度に公園の計画テーマ≪市民のコモンスペース・郷土の原っぱ≫のもと、基本計画の見直しに向け導入機能や機能配置、整備スケジュールなど市民参加の委員会設置で検討していくことが答弁されました。
与野中央公園は、見沼と荒川を結ぶ〈高沼用水―鴻沼川―環境空間グリーンベルト〉の重要拠点でもあります。一日も早いその完成が待たれます。
(文責・高柳俊哉)
