清水市政2期目船出−民主党市議団がより大きな責任を果たす議会へ
再選された清水勇人市長が招集した6月定例会では、神崎功前団長が民主党議員として初めて副議長に選出。また、高柳としや議員も予算委員会委員長に就任しました。

さいたま市では今年4月―保育所入所を希望しながらも
認可外保育所にも入れなかった待機児童は117名でした
(前年比9人減)。待機児童問題が注目される中、自民党が
保育所面積要件緩和を図る条例議案提出を求めて、市長
選挙告示直前に急きょ臨時議会が開催。民主党は保育の
質の確保を最優先とする立場から自民党案を厳しく批判。 条例議案は臨時議会では継続審査となり、6月定例会では
最終的に撤回となりました。 Vol48(2013年8月号)議会報告ページ参照。
清水市長も今議会でのわが会派の質問に対し、待機児
童対策は面積基準を維持する中で認可保育所整備促進、
ナーサリールーム・家庭保育室の認定、幼稚園預かり保育
の充実をすすめること。さらに新設認可保育所4,5歳児枠
に空きがある場合に低年齢児対象の一時保育枠としての
活用。すでに4区に配置されている保育コーディネーター
に加え、新たに全区窓口に待機児童を選任とする担当者を
配置して認可外保育所も含めた入所希望者の相談業務の
推進をはかりたいとの積極的な答弁をされました。
今議会には補正予算で私立保育園保育士の処遇改善に向けた事業費約1億6,788万円も計上されています。これは国の臨時特例事業のため1年間の限定となるものです。予算委員会(高柳としや委員長)では、民主党議員がこの事業継続を強く主張。これからの国や市の動きを注視していきます。
本年10月26日には内外のトップレベルの選手を迎え、 本国フランス以外の地で始めて「ツールドフランス(Le Tour deFrance)」の名を冠する自転車競技・さいたま クリテリウムが、新都心周辺で開催されます。秋に向けて 様々な関連行事も予定されていますが、まちの魅力を多く の人たちに知つていただく大きなチャンスです。ぜひ行政 各部局、市民、事業者などが一体とな って盛り上げていきたいと思います 。
「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」コース図
全国的にも自転車保有者の多いさいたま市です。環境や 健康面からも利点の多い自転車利用。今大会誘致を契機に 自転車道整備や交通安全教育などのハード・ソフト事業の 積極的な推進を図るべきです。自転車政策は民主党市議 団の大きな研究テーマです。多くの皆様のご意見をお寄せください。
(文責・高柳俊哉)