民進・立憲・無所属の会 さいたま市議団」の一員として!
本年1月、高柳としやは立憲民主党に移籍しました。会派名も「民進・立憲・無所属の会さいたま市議団」へと名称変更しましたが、これからも仲間と一緒にチームを組んで共に活動していきます。
清水市長は新年度予算を五輪開催後・2021年の先をにらんだ「展開予算」としています。市長マニフェストを基にした『しあわせ倍増計画2017』『成長戦略』の重点事業などを盛り込んだ一般会計5,545憶円に特別会計・企業会計を加えて全予算総額で9,938憶円(前年度比0.4%増)とさいたま市誕生以来の最大規模を更新しています。
予算内容はおおむね評価できるものの、今回、180憶円ものプライマリーバランスの赤字(臨時財政対策債を除く)!赤字は3年連続で、その額も増加しています。今後、積極投資の成果検証も含め持続可能な都市づくりに向けた市長の舵取りに注目です。

『さいたま市市民意識調査』では、各区の“住みよさ”について中央区が前回87.3%から90.0%に上昇(2007年→2017年)。今回、全10区のトップとなりました。

区の新年度予算では中央区保健センターを児童相談所跡地(区役所別館)に移転(vol67参照)するための改修工事の設計業務費を計上。妊娠・出産・育児の切れ目ない支援が求められる中、現状、保健センターが区役所と離れた場所にあるために各種申請などで利用者負担が重かったことからも利便性向上が期待されます(供用開始は2020年予定)。

市では老朽化が進む食肉中央卸売市場・と畜場を移転、肉の直売や飲食可能な観光施設&海外輸出拠点として整備方針を検討。と畜場の跡地活用は隣接する新都心エリア・中央区のまちづくりにとっても重要であり、移転整備と同時並行での検討を求めるものです。

今定例会には埼玉弁護士会会長経験者が、憲法第9条の改正発議への慎重対応を求める請願を提出。わが会派も紹介議員となりました。私自身も集団的自衛権を後づけで容認することにも繋がる9条改憲には反対です。
意見書提出は全会派一致が大原則のため、様々な協議を経て、「国民に対する憲法をめぐる諸課題の丁寧な説明を求める意見書」として上程。なお、わが会派提案の「国民投票制度の改善に向けた取組を求める意見書」も一緒に可決されました。
(文責・高柳俊哉)