vol.64 2017年春号
トッピクス

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さいたま市政Topics

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さいたま市子ども家庭総合センターとは?


蒸気機関車車輛


◇所在地:さいたま市浦和区上木崎4−4−10
◇開 所:平成30年4月1日(予定)
◇機 能:子ども及び家庭を取り巻く課題に総合的に取り組み、
     子ども及び家庭並びに地域の子育て機能を総合的に
     支援する中核施設。
◇構 成:児童相談所・こころの健康センター・総合教育相談室・
     男女共同参画相談室・子どもケアホーム・市民コンタ
     クトスクエア(ぱれっとひろば、中高生活動スペース
     多目的ホール、バンドスタジオ、ダンススタジオ、
     調理室、その他)


▼図:さいたま市子ども家庭総合センターフロア構成図

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スヌーズレンについて

※北欧視察・国内視察などを経たわが会派からの提案を受けて、本施設内にはスヌーズレン(Snoezelen)が設置されることになっています。
スヌーズレンとは、snuffelen”鼻でクンクン臭いをかぐ”,doezelen”ウトウトと居眠りをする”の合成語で、1970年代半ばにオランダの重度知的障害者施設において、レクリエーション活動として始められました。一般には視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を適度に刺激する多重感覚環境の中で利用者と指導者と環境の3者の相互利用による活動で、利用者の主体性を尊重して行われます。
80年代以降、世界中でスヌーズレンはレクリエーション以外の様々な分野に応用されています。認知症高齢者の介護、自閉症や発達障害のある子どもの教育、知的障害や身体障害のある人の福祉、心理的ケアの必要な人の治療、障害のない幼児の保育なども適用されています。現在、市内の施設では、市立さくら草特別支援学校で活用されています。さいたま市からもその成果を積極的に発信していく必要があります。

スヌーズレン