vol.63 2017年冬号
議会報告

議会報告

9月定例会(9月7日〜11月4日)報告

12月定例会(11月30日〜12月22日)報告

 12月定例会では、市長提出議案34件(予算議案13件・条例議案10件・一般議案3件・道路議案1件・人事議案7件)及び議員・委員会提出議案8件(意見書7件・決議1件)が可決成立。
 民進改革市議団では、上記全議案に賛成しました。

12月定例会で可決された主な議案


補正予算1〔事業〕

被災者生活再建支援システムの導入 (5,566万円)!

⇒熊本地震の教訓を踏まえ、迅速な罹災証明発行が可能なシステム改修費の計上。

現大宮西高等学校

▲震災後の熊本城飯田丸五階櫓


保育士就業促進・就業継続を支援(3,000万円)!

⇒市内保育所等への勤務が決定した保育士に就職準備金の貸付事業を実施する市社会福祉協議会に貸付原資の支援倍額に。


障害者福祉施設への補助増額 (6億5,686万円)!

⇒特別支援学校卒業生が通所できる生活介護事業所を整備する事業者、障害者が地域で生活できるグループホームを整備する事業者へ整備費の一部を補助するもの。


補正予算2〔事業〕

中央消防署移転用地の取得(9億7,000万円)!

⇒所在地:中央区下落合4-1-1。
敷地面積:5,000u。 中央区の公共施設再編にとって重要であり、丁寧な説明対応を求める付帯決議も可決。

消防   現大宮西高等学校


条例

市長・副市長・教育長・市議会議員の 期末手当の見直し

⇒第三者機関(報酬審議会)の答申を踏まえ、経済・社会情勢に鑑み、「給与・報酬額本体」は据え置き・「期末手当」支給割合の引き上げをおこなうもの。


空き家対策協議会の設置

⇒国の法律に基づく空家等対策計画作成  (変更)・実施に関する調査審議の付属機関。

空き家


さいたま市立病院機能の充実

⇒診療科目に消化器外科・血管外科・リハビリテーション科・形成外科・歯科口腔科・病理診断科を追加。(2017年4月〜)。わが会派からの提案などを反映したもの。


意見書

南スーダン派遣自衛隊員の安全確保を

⇒南スーダンの治安情勢を緊張感を持って注視し、安全確保が困難な場合には協力業務を中断・撤退を判断。自衛隊員の安全確保の最大限尊重を求める内容。


アスベスト健康被害者の早期救済を

⇒石綿健康被害者支援制度では医療費や療養手当等の支給を規定。しかし、被害当事者やその家族、専門家から支給内容の充実や認定迅速化を求められており、制度の充実強化を求める内容。


長時間労働の是正を迅速に

⇒電通社員過労死事件にみられる長時間労働の実態がある中、その是正は早急に必要。そのため、労基署の監督指導の厳格化と法令順守の徹底。「勤務内インターバル規制」導入の検討などを求める内容。


    
文化・芸術都市創造に向けた提言を提出!

今定例会では、さいたまトリエンナーレなど大規模イベントの「見直し」を求める請願が賛成多数で採択(賛成:自民・共産・無所属。反対:民進改革・公明)。
特にトリエンナーレについて、わが会派では政局的思惑に左右されることなくその成果の継承と課題の検証は必要との観点からアーティストへのヒヤリングなどをもとに、市民が継続してアートに触れる機会の継続と拠点の確保、文化芸術都市創造条例・計画に定める理念・施策に基づく成果指標の策定、各運営主体間の連携の再考など清水市長に提言を提出(12月22日)。詳しくは会派HPへ。