清水市政2期目に向けて、2013年本格予算が成立!

今年の5月19日には、さいたま市長選が予定され ています。清水勇人市長は2月定例会所信表明で2期目出馬を正式表明。民主党市議団では、会派マニフェ スト『明日のために』も踏まえて、阪本克己・熊谷裕人両議員が代表質問に立ちました。
熊谷議員の質問に対しては、東日本のハブ都市として大
宮駅周辺・さいたま新都心周辺地域のまちづくりを推進し、
他の都心・副都心が取り組む特色あるまちづくりとの連携に
よつて機能や魅力を高めあうという答弁が。
阪本議員の質問に対しては、これからの100年のさいた
ま市は、住んでいる人は減ったとしても、全国や世界から多
くの人が訪れ、企業が集まる都市、そして必ず起こるであろ
う震災に対し、災害に強い都市となることに向けての決意
が、それぞれ清水市長自身の国から語られました。
今後の4年間が、そうした魅力あるまちづくりの礎となる
ことを期待するものです。
新年度当初予算は総額約8,653億円。うち、一般会計
約4,459億円は前年比3.5%増。歳入のうち、市債発行額
(589億円)市債残高(4448億円)はいずれも過去最高。
歳出は社会保障費、普通建設事業費などが増加。市長の施
政方針に基く重点施策として、防災・環境・エネルギー、高
齢者・子育て支援・教育、健康・スポーツ振興に優先配分し
た本格予算の編成となったものです。
なお、国の補正予算成立を受けて、市としても急速、約102億の追加補正予算を提出。これには当初予算からの
前倒し事業も含まれます。国会審議でも危惧されましたが、
市内経済の活性化にどのくらい寄与するものか、冷静に見
極めていく必要がありそうです。
決算・行政評価特別委員会(高柳俊哉委員長)では、昨
年に続き2回目となる「行政評価」を実施しました。テーマ
は「水道事業と下水道事業の現状と今後の方向性につい
て」。行政改革推進本部から行政公開審査結果報告の後、
各担当所管との質疑、委員間での討議を踏まえてのまとめ
となりました。
委員会では、上下水道の基盤整備の計画的推進、組織・
人員配置について、業務委託を含めた民間活力の推進や
組織統合の可能性も含めた提言をおこないました。今回は
埼玉大学の学生も傍聴し、評価に参加しましたが、次回以
降も工夫を重ねて「行政評価」をさらにバージョンアップさ
せていくことを望むものです。
(文責・高柳俊哉)
